tingdo

タスクとメモのために、Obsidianの代わりを

範囲についてひとこと。このページが比べるのは、タスクと、それに結びついた資料のメモを扱う道具としてのObsidianとtingdoです。Obsidian全体との比較ではありません。Obsidianは、知識の置き場であり、書くための道具であり、考えるための環境です。tingdoはそのどれの代わりにもなろうとしません。tingdoが代わるのは、Obsidianのうち、次に何をするかを追いかけようとしている部分と、そのタスクの隣に置いておきたいプロジェクトのメモの部分だけです。

力を使わされているのがObsidianのその部分なら、この先を読んでみてください。

Obsidianが強いところ

Obsidianは本当に多くのことが得意です。そこをごまかすつもりはありません。

  • ·つながるメモと知識の仕事。時間をかけて考えがつながっていく、自分の知識の置き場をつくること。
  • ·長い文章。下書き、論考、調べもの、本。
  • ·手元にあるという所有。メモは自分のディスクの上のただのMarkdownのファイルです。クラウドに閉じ込められません。
  • ·あらゆることのためのプラグイン。ほとんどどんな進め方にも道具を合わせられる、層の厚い生態系。
  • ·Bases。Obsidian 1.9からは中心の機能としてデータベースが加わり、メモの属性を表やカードやリストの表示に変えられます。設定はほとんど画面から行え、問い合わせ言語は要りません。

このどれかのためにObsidianを使っているなら、やめないほうがいいはずです。得意なことのためにObsidianを持ち続けてください。このページが扱うのは、タスクとプロジェクトのメモの側だけです。

引っかかりがあるところ

GTDにはいくつか具体的な要求があり、開かれたメモの道具では、そこにあと一歩届きません。

使う人ではなく、設定する人になります。tingdoでは、アプリを開けば次にとるべき行動が見えます。Obsidianでは、まずどのプラグインがタスクを扱うかを決めます。次にファイルの並べ方を。次にタグと属性が何を意味するかを。そして、次にとるべき行動をどう浮かび上がらせるかを。Dataviewの問い合わせにするのか、Basesの表示にするのか。Basesはこの最後の一歩を楽にしましたが、それでも自分で設計する仕組みであることは変わりません。最初の数週間は準備に消えます。次の数か月は、プラグインが変わったり必要が変わったりするたびの組み直しに消えます。方法は注意を解き放つためのものなのに、道具のほうがそれを吸い取ってしまいます。

書き留めるのが、どのメモを開いているかに左右されます。GTDで素早く書き留めることが大事なのは、そこに引っかかりがあると、考えがそもそもシステムに届かないからです。Obsidianで書き留めるには、正しいメモ、たいていはその日のメモにたどり着いて、選んだプラグインの書き方で打ち込みます。tingdoはタイトルだけで書き留めます。どこでも。いつでも。

タスクとメモが保管庫の中に散らばります。Obsidianは両方を持てます。問題は、別々の場所に落ち着いてしまうことです。タスクはその日のメモの中のチェックボックスに、プロジェクトのメモはプロジェクトのフォルダに、資料は話題ごとのフォルダに。一つのプロジェクトのためにそれらを集めるには、表示をつくり、その表示が頼っている書き方の約束を守り続けなければなりません。tingdoでは、あるプロジェクトのタスクと、その同じプロジェクトの資料のメモが、プロジェクトそのものの中にあります。タスクは+で、メモは*で書き留めます。tingdoがタスクとメモをどう一緒にしているかを見る

週次レビューは自分次第です。GTDの週次レビューは、システムを信頼できる状態に保つものです。Obsidianでのレビューは、自分で組み上げた問い合わせとメモと習慣の組み合わせです。多くの人は続けられません。tingdoの週次レビューは、自分でつくらなくても存在する、一段階ずつの道です。案内つきの週次レビューの進み方を見る

「次にとるべき行動」という構造がありません。Obsidianはチェックボックスを持てます。それ自体では、あるプロジェクトの中でどのタスクが次にとるべき具体的な行動なのかを教えてはくれません。それはGTDの概念であり、メモの書き方の中に、自分の手で埋め込む必要があります。tingdoでは、次にとるべき行動が最初の画面そのものです。

どれもObsidianの欠陥ではありません。Obsidianは開かれているようにつくられていて、GTDは切れ味のある縁を求めている。それだけのことです。

タスクとメモの道具として、tingdoが収まる場所

Obsidian tingdo
何のためにつくられたか つながるメモ、知識の仕事、長い文章 メモも置けるGTDのタスク管理
準備にかかる時間 プラグインの選定、ファイルの構成、表示の設計 開いて、書き留め始めるだけ
書き留め 正しいメモを開き、プラグインの書き方で打つ 欄が一つ、タイトルだけ、どこからでも
タスクとメモが一緒か 保管庫の中に散らばり、問い合わせやBasesの表示で集める 同じプロジェクト。+でタスク、*でメモ
次にとるべき行動の扱い メモの書き方の中に自分で埋め込む 最初の画面に組み込み
週次レビュー 習慣も、それが動く表示も自分で設計する 案内つきで一段階ずつ進む道
コンテキスト タグ、属性、プラグインごとの約束 一級の概念として組み込み
期限切れのタスク プラグイン次第 期限切れはなし。期限は本物のときだけ
一つのタスクに取り組む 有志のプラグインを、自分で選んで保ち続ける Focus Mode。一つのタスク、静かな画面、時間の記録つき

合うなら、両方使ってください

どちらか一方という話ではありません。Obsidianは、考え、書き、時間をかけて考えをつなぐのにすばらしい場所です。tingdoは、Obsidianがもともと答えるためにつくられていない問いのためにできています。次に何をするか、そしてそれをやるのにどのメモが要るか、という問いです。

tingdoを使っている方の多くは、知識の置き場と下書きと長い思考のためにObsidianを持ち続け、次にとるべき行動のリストと、それに付くプロジェクトのメモはtingdoに任せています。それぞれの道具が本当に得意なことをして、一つに両方をやらせるための税を払わずに済みます。

Obsidianから移るとき

Obsidianでタスクを扱ってきて、そのためにつくられたものを試したいなら、引っ越しは要りません。tingdoを開いて、今気になっていることを書き留めてください。保管庫の中にあるタスクとプロジェクトのメモは、背景の資料としてそのまま置いておけますし、今も関係のあるものだけを、出てきたときに移してもかまいません。タスクは+で、プロジェクトに属するメモは*で。多くの方は、この移動そのものが頭の整理になったと言います。保管庫に散らばっていたものの少なくない部分が、古いか、終わっているか、もう関係のないものだったとわかるからです。

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